こんにちは。
名古屋大人女性専門美容師渡辺大樹です。
皆さん好きで暗い白髪染めをしているわけじゃない。
担当の美容師に
「白髪染めは明るくすると白髪が染まらないですよ」
と言われ仕方なく暗くしている方。
「暗く」どころか「黒い」。
確かに白髪染めの薬を明るくすると白髪の染まりは悪くなる。
だがしかし、やりようでなんとでもなる。
ちょっと専門的な話しをすると美容院に置いてある白髪染めにも色々な種類の白髪染めが存在する。
例えば。
白髪率10%対応白髪染め
白髪率30%対応白髪染め
白髪率40%対応白髪染め
他にも低ジアミンカラー、ノンジアミン、オーガニック、など色々な白髪染めのカラーが存在する。
私が明るい白髪染めをする上で最も重要にしているのが
《白髪率》
頭全体の何%が白髪なのかを把握して薬を選定していきます。
白髪の量が少なければ少ない程、明るい白髪染めの薬で対応ができるのでそんなに難易度は高くありません。
ですが、白髪率が10%の方に率40%用の白髪染めの薬を使ったら染料が濃いので思ったより暗くなってしまいます。
なのでまず、美容師側が自分の使おうとしているカラー剤が何%対応の白髪染めなのかをしっかりと把握しているかで仕上がりに差が出ます。
そして実際に染めていくのですが、毛先には絶対に白髪染めを使ってはいけません。
毛先はおしゃれ染めで染めます。
そんなの知ってるよと言うかもしれませんが、今でも当たり前に毛先にも全部白髪染めを使うと言うサロンがあります。
新規の方で白髪染めだけどいつも暗くなってしまうから何とかして欲しいと来られる方は見ると大概毛先まで全部白髪染めがしてあります。
毛先まで白髪染めを使っている場合、時間がたって色が抜けてくるとイヤな赤茶けた色になってきます。
つよいオレンジと言うかなんというか。。。
後、毛先まで白髪染めの薬を使っていると毛先が痛みます( ; ; )
白髪は元々、黒髪に比べて毛が強くキューティクルがしっかりしています。
なのでそのしっかりとピンっと立つ程の白髪を染めるにはそれなりのパワーのある薬でないと染まりません。
そのパワーのある白髪染めの薬を毛先まで使っていたらどうなりますか?
毛先はただでさえ日頃のスタイリングやコテ、度重なるカラーで毛先は既にダメージ気味。
その毛先に強い白髪染めをつけたら状態は悪くなるに決まっています。
ただでさえ年齢と共に髪質が変わり乾燥してまとまりが悪くなってきているのに、毛先まで白髪染めを使うメリットはありません。
そこで毛先はトリートメント系のオシャレ染めの登場です。
トリートメントが入った極力ダメージカットされたオシャレ染めのカラー剤を使い染めていきます。もちろんパーソナルカラーを用いたあなただけに似合うカラーです!!
毛先は白髪染めではないので色の選択ができて、四季折々、毎回違ったカラーが楽しめます。白髪染めでもしっかりカラーデザインが楽しめますよ!
ここまでは白髪率10%程度のちらほら白髪の方のバージョンです。
問題はしっかり白髪の率40%の場合です。
これはちょっとテクニックがいります。
次回にその白髪率40%の染め方をご案内します!
白髪のご相談など承ります!
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