こんにちは。名古屋大人女性専門美容師渡辺大樹です。
前回のブログの続きです。
今回のブログを書き出す前に前回のブログがどんな内容だったか確認する為に見返したら内容が酷い。
めちゃくちゃ読みにくいですね。ごめんなさい。
昨日のブログは深夜に書いていたせいもあり、眠すぎて頭が完全に回っておらず内容がむちゃくちゃでした。
白髪率の話とかどうでもいいですよね(笑)
ですがせっかく書いたので続きを書いていきます。
誰かの為になれると嬉しいいです!
(専門的な話になりそうな予感プンプンです。)
(面白くないかも( ; ; ))
前回が白髪率10%の方を染めるのは簡単と言うお話で今回は白髪率50%の白髪染めの話です。
白髪染めは単純に白髪が多ければ多いほど難しくなります。
難しくなると言うのは明るくデザインカラーをするのが難しくなると言う意味で、真っ黒に染めるならどんな白髪率でもそんなに変わりません。
大量の白髪染めカラーを用意してベタベタ塗って30分放置すれば誰がやっても大概は染まります。
でもデザインをしようと思うと話が変わってきます。
まずは塗り方。
白髪は黒髪と比べて薬を弾きやすいです。
(髪の油分、水分の関係で染まりやすさが変わります。)
なので白髪染めの薬はオシャレ染めの薬より粘度が高くできています。
粘度をあげて弾きやすい白髪を押さえるイメージです。
まずは白髪染めの薬を根元の伸びた部分に塗っていくのですが、塗る時に根元の伸びている所よりはみ出して毛先の方まで塗ると毛先に白髪染めのカラーがついてしまい、せっかく毛先にオシャレ染めの薬をつけても白髪ぞめの薬が混ざり濁ったカラーの仕上がりになってしまいます。
なのでまずは塗り方が凄く大切です。
大体の美容室が白髪染めは何も考えずにベタベタ塗って30分おいて終わりなんですが、それだとデザインできないんです。(塗り方本当に大切)
毛先に薬がいってしまい濁るし暗くなる。
透明感のある色には絶対にならない。
なので正確な量を白髪の部分だけに必要な分だけしっかり塗って毛先に絶対伸ばさないと言う基本的な技術が必要になります。そして毛先にはオシャレ染めのカラー剤を乗せる。
しばらくの間毛先にまで白髪染めをしていた髪は赤み、オレンジ味が強いのでまずそれを消さないといけません。
カラーは消したい色の反対色の色を乗せると消したい色が消えるので、ここで言う消したい色は「オレンジ」。
で、オレンジの反対色は青。

青は俗に言う「アッシュ」になります。
なので根元には、白髪率を把握した白髪染めカラー剤をはみ出さずに適切な場所にしっかり塗り、毛先にはオシャレ染めのオレンジ色を消す為のアッシュを乗せる。
そして専門的だが、しばらく全体に白髪染めをしていた髪には、初来店から1、2回はアルカリ力の高いカラーメーカーのアッシュで毛先を染める。
アルカリ力とは髪の毛の色を抜く力です。
カラーメーカーによってこのアルカリ力と言うのが違い初めに話した白髪率何%対応の薬なのかを把握するのと同じくらいオシャレ染めのアルカリ力を把握しておくのも大切。
でもアルカリ力が高いカラーは繰り返すとダメージが出るので1、2回でやめておいた方がいいです。毛先についてしまっている白髪染めのベースを少し削るくらいのイメージです。
この調子で何回か来店していただくと毛先のオレンジが消え徐々に黄色く退色するようになるので、その状態になたら今度は毛先に紫を使います。
紫の反対色は黄色。
黄色く退色した髪の毛に紫を入れて黄色を消し、ナチュラルなベージュ系に仕上げます。
そうすると初めて来店した時の全体に暗いデザイン性のない白髪染めが、根元の白髪が染まっていて毛先は明るいベージュ系のアッシュに変わります。
しつこいですがポイントは白髪率と塗り方。
あとは毛先の薬の塗布量も重要です。
濡らして塗るのか、乾いた髪に塗るのか。
(コレも仕上がりが変わります)
専門的な話になってしまい読んでいてもいまいちわかりにくいかも知れませんが、それぐらい白髪染めにこだわって白髪を染めています言う事を感じていただけたら嬉しいです。
あとは応用で根元に白髪染めをして毛先に行くに従って明るく染めるグラデーションカラーをしたり、根元白髪染め毛先ハイライトなんかもあります!
白髪染めは奥が深く楽しいですよ!
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