トリートメントカラーは染まるのか

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白髪がすぐ伸びてしまうし頻繁に美容院にもいけない理由で《カラートリートメント》を家で使われている方もいるのではないでしょうか。

今回は《カラートリートメント》について美容師目線でご紹介します。

○カラートリートメントとは



シャンプーの後にトリートメントの変わりに使う《カラートリートメント》
使う度、髪に色がつき髪色を変えてくれます。

今回は白髪を染める為にカラートリートメントを使うと言うお話ですが、
普通のカラーリングをした後に色持ちをよくさせる為に使うのも効果的です。

それではメリットをご紹介。

○メリット

1.お風呂でできる
2.いたみにくい
3.地肌についても大丈夫
4.ジアミンが入っていないのでかぶれない

いかかでしょうか。
個人的には⒋のジアミンが入っていないのがいいなと思います。
後は⒉もオススメ。
いたみにくい。
自分で塗って30分程時間をおくホームカラーよりはるかに髪が痛まないのも安心。

美容院でカラーをすると地肌がかぶれてしまう方はカラートリートメントで白髪を染めればノンジアミンなので症状は出ないでしょう。
(必ず症状がでない訳ではないのではじめは少量で試すといいでしょう)

もちろんデメリットもあります。

○デメリット

⒈色が落ちやすい
⒉カラーチェンジがむずかしい
⒊ヘアケアとして弱い
⒋美容室でカラーをするときに希望色になりにくい

個人的には⒊と⒋が気になります。
もちろん本格的なトリートメントではないので日頃の髪の悩みは改善されにくいです。
後は色について。
ご自宅でカラートリートメントを毎日使い続けている方はサロンでカラーをしている方と髪の状態が違います。
サロンでカラーをしている方は根元の白髪が伸び、毛先の方は色が抜けて明るくなっている状態。
カラートリートメントを毎日使っている方は根元の白髪はのびているが毛先の方はそこまで明るくなっておらず色が残っている状態。

この「色が残っている状態」と言うのがカラーチェンジに影響がでます。

カラーは基本的に絵の具と同じような考え方でできます。

例えば、白い画用紙に赤い絵の具をたらすと赤になりますよね。
では黒い画用紙に赤い絵の具をたらしたらどうなるでしょうか?

答えは「黒」です。

髪の毛も同じようにカラーをする前の髪色が何色なのかで仕上がりの色を左右させます。
時間がたって前回染めたカラーが完全に抜けきっている明るい髪の毛と
毎日お風呂の中でカラートリートメントをして毛先に色を入れている髪の毛。

ベースの色が違うのでサロンカラーの色は出にくくなると思います。

デメリットを多く書いてしまいましたが先ほど書いた通りメリットもたくさんありますのでご自身にあった物を使うといいと思います。

頻繁にカラーチェンジをしない、とにかく白髪が気になる、ジアミンアレルギーがあってサロンで染められないと言う方にはいいと思います。

カラートリートメントはヘアケアが少し弱いのでお風呂上がりはしっかりとドライヤーの前にオイルなどをつけて保護をしてから乾かしましょう!

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