年齢を重ねると髪の毛は徐々には細くなります。
中には昔も今も変わらずしっかりした太い髪の毛が生えている人もいますが基本的には
徐々に細くなっていく人の方が多いです。
ですので若い時からすでに髪の毛が柔らかく人より髪の毛が細い人は
より気になるところです。
今回はそんな
《細毛》の人のお話。
悪い事ばかりではないんですよ?
それではどうぞ。
○太い髪の人よりキレイに染まる

細い髪の人は剛毛の人に比べてカラーの発色がキレイです。
色々な髪質の中でもカラーの発色がよく
《直毛+細げ》
は一番キレイに染まります。
使ったカラー剤の色が素直に出るのでカラーのうまい美容師を見つけられると
今までにないカラーが楽しめるかもしれません。
○白髪染めもキレイに染まる
白髪染めもキレイに染まりますよ。
しかも剛毛の人と比べて細毛の人は明るめの白髪染めできちんと白髪をカバーできます。
「白髪を染めるなら暗めじゃないと染まりませんよ」
とよく美容師が言うアレになりません。
細毛の白髪は最も明るめに染めやすいです。
なので細毛だけど白髪が染まらないと言われ美容室で暗く染めている人。
美容室を変えましょう。
それ明るく染まりますよ。
※100%絶対ではないので美容師に相談です。
○キレイに染まる=染まりやすい
キレイに染まると言う事は言い換えれば薬の反応がよく染まりやすいと言う事です。
なので剛毛の人がやっているカラーと同じ物を使うとダメージが出やすく
仕上がりも思ったより暗くなってしまう、または色が濃く出過ぎるなどの失敗する可能があります。
特に市販のカラーは注意です。
元々市販のカラーは剛毛の人が染まるようにできていますので髪を染めるパワーが強いです。
細毛の人にはパワーが強すぎる為ダメージがでやすいです。
○アッシュ系カラーは注意

人気のアッシュカラーは注意です。
アッシュカラーは元々
《緑》《青》
でできているカラーなので
細毛の人が美容室でアッシュを使うと
前に書いた通り
《細毛の人はカラー本来の色がでやすい》
ので髪が緑っぽくなる事があります。
今、カラーメーカーが出している《アッシュ》は
日本人独特の髪の赤みを打ち消す力がある《緑、青》が多く入っている為
細毛の人が使うと中の染料がそのまま発揮され仕上がりが緑っぽくなると言う事です。
他の特徴としては染まりやすいので思ったより暗くなってしまったり、根元だけ明るくなってしまう事がありますがそれはある程度の経験を積んだ美容師なら回避できると思います。
なので細毛の人が初めての美容室でカウンセリングの時に言う事は
「染まりやすいと言われます」
です。
そうすれば美容師も構えて染めますので最悪な事にはならないでしょう。
○細毛のお手入れ

お手入れ方法です。
細毛のお手入れは少し難しいです。
剛毛の人よりダメージが起こりやすくカラーの色持ちも悪い為お家でのヘアケアがとても大切になります。
使うシャンプーはしっとりよりもサラサラタイプがオススメ。
トリートメントの反応もいいのでしっとりタイプを使うとべたついた仕上がりになってしまうので注意。
ドライヤーの前のトリートメントはオイルタイプがオススメです。
ミルククリームタイプは質感が重くなるのでペタンコになってしまいます。
あとは細毛の人特有の悩み
《絡まり》
ミディアムからロングまでの長さがある細毛の人は剛毛の人と比べて髪が絡まりやすいです。
髪を乾かす時や指を通した時にでるひっかかり。
すごくストレスになりますよね。。
そんな症状がでたら使うヘアケアは
《キューティクルに特化したヘアケア》がオススメです。
カラー用や熱用のヘアケア商品は髪の内部を補修します。
髪のひっかかりを治そうと思うとまずはじめに治すところは
髪の内部ではなく
《髪の表面》になります。
なのでキューティクルに特化したヘアケアを使う事で
髪の表面をケアしてひっかかりにくい髪質を作ります。
市販品だとあまり見かけないので担当美容師に相談してみてください。
皆さん髪がひっかかった時どうされますか?
クシでガリガリといたりひっかかったまま無理やり指を通したりしていませんか?
その時は絡まりがとれていいですが無理に絡まりを取るとダメージが進み
同じ所がまた絡まった時に今よりさらに絡まりやくなってしまいます。
悪循環が始まるので少し面倒ですが優しく絡まりを取るといいですよ。
いかがでしょうか?
髪が細いとボリュームがでにくくぺったんこで気になりますよね。
でも悪い事ばかりではないんです。
ニュアンスのあるなんとも言えない絶妙なカラーや
明るくてもしっかり染まる白髪。
悪い事ばかりではありません。
上手に付き合って行きましょう!
