いつの間にか髪色が3色

woman wearing blue denim jacket standing on grass field

 

鏡の前で自分の髪の毛のをわけとって場所によってどんな色をしているか見た事ありますか?

わけとってしっかり見てみると実は場所によって色が全然違う!なんて事が結構あります。

コレを読み終わったあと鏡の前で自分の髪の毛をチェックしてみてください。

○よくある3色カラーwoman wearing black top

よくある3色になっている場合はコレ。

まず根元の白髪。

そして頭のハチまわりから上の毛先。

(ハチまわりとはご自身で頭を触ってみて出っ張っている所)
(耳から上に上がった所にあります。)

そして最後に耳後ろから襟足までの髪の毛。

この白髪・ハチ上毛先・耳より下の髪の3箇所がバラバラの色で3色になっている状態。

何が原因で3色になっていると思いますか?

原因は毎日の髪のダメージ。

子供の送り迎えや買い物で外に出る機会が多い人は髪の表面に紫外線があたり

ハチまわりより上の髪色が他の場所に比べて早く色が抜けます。

耳後ろから襟足までの下の方にある髪の毛は紫外線にあたりにくくカラーの色持ちがいいです。

更に他の場所の髪に比べて元々ダメージが少ない分、カラーの色抜けが遅いです。

なので色がのこりやすく暗く見えます。

この2つが原因で根元・ハチまわり・耳下の3色カラーができています。

 

○もう一つの原因woman holding spray bottle

もう一つの原因は

カラーを一色で染めるから。

 

上に書いた通り髪の毛は実は場所によって色が違います。

この状態を一色のカラーで染めて全体がキレイに一色になると思いますか?

真っ白の画用紙・明るい黄身がかった画用紙・茶色の画用紙。

これにキレイな明るいベージュの絵の具を垂らした時をイメージしてください。

3枚の画用紙はすべて違う色になるはずです。

でも唯一、一色で3枚の画用紙を均等に一色にする色があります。

何かわかりますか?

それは

 

 

 

 

 

です。

黒ならどんな色にのせても黒に染まります。

白髪染めをする場合美容室で

「明るくできません」

と言う理由はここにもあります。

暗い濃い色を乗せれば全部の色が何もなかったかの様に一色になります。

○じゃあどうすればいいかwoman holding her cheeks

じゃあどうするか。

答えは簡単です。

 

手間をかけてそめる

 

場所によって全部塗り分けます。

全部です。

初めてお会いした人で髪色にムラが多い場合使う色が5色になる場合もあります。

根元白髪・顔まわりの多い白髪・ハチ上毛先・耳下暗い髪の毛・さらに前髪。

ん?
前髪??

実は前髪ってすごく染まりやすいんですよ。

鏡でみてください。

前髪のカラーはあまり抜けてないですよね?
(こめかみの髪はダメですよ。前髪です前髪。)

簡単に言うと

明るく色が抜けてしまっている所には暗くなる色

暗く色が残っている所にはもうこれ以上暗くならない様にうっすら色を入れる程度
(場合によっては明るくします)

白髪の少ない所

白髪の多い所

と言う感じで場所によって全て塗り分けます。

こうやって細かく色を見極めてカラーを塗って行くと仕上がりがキレイに一色になるのはもちろん他にもいい事があります。

それは

色の抜け方が均等

 

色の抜け方が均等になる為

今日の題名の「3色」になりません。

ムラを直すのに最低3回はかかります。

3回もかかるの?!

そうです。

耳下の暗い所が頑固なんです。

人によっては全く明るくならない人もいます。

なぜか。

それは1色または2色で濃い色で染める美容師が染め続けたからです。

前回のカラーから2ヶ月たって美容室に白髪を染めに行き

「○○さん髪色明るくなりましたねー」

「ちょっと明るくなりすぎなので暗く染めましょう!」

といって暗めの色を髪に乗せる。

しかも白髪は暗くないと染まらないと言う定番の話でしっかり濃い色を。

美容師さん。

○○さんの髪が明るく見えるのは全体じゃなくて

ハチ上の髪のみ

ですよ。

こうして耳下の色がまだ残っている所に何回も何回も黒い色を入れ続ける事によって

ちょっとやそっとの明るくするカラーではビクともしない頑丈な退色レスカラーが誕生するのです。

そこにいる美容師も悪気はないし皆さんも気がついていないのだからしょうがない。

でも実は白髪染めはそんな状態になっている事があるんですよ。

 

 

○まとめ
body of water during daytime

鏡でご自身の髪をみて

(3色じゃんッ!!)

ってなったら

担当美容師にいいましょう。

「私髪色がバラバラです。」

「暗くしたいけどこの中の髪色はもう暗くしたくない」

「私も5色カラーを使ってで一色のキレイなカラーに染めてほしい」

「ダイキワタナベのお手間カラーがいいです」

「一色のベタ塗りはもう卒業したい」

「今日でこの美容院は最後にしたい」

「うんざり」

と言うのです。

頑張って言いましょう。

応援していますよ!!!!

(髪色がバラバラな気がします。見てもらえますか?)

(これで十分だと思います。)

それではまた。

※美容室に行くといつも白髪染めで暗くなってしまうお悩みの方、美容室に行く理由が「白髪を染める」だけの方、昔と髪質が変わって困っている方。

お越しください。

デザイン性のある白髪染めと伸びた分切るだけのカットではなく少しのトレンドを入れたあなたらしいヘアデザインをご案内いたします。

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