ホームカラーの塗りムラ

ドラッグストアで売っているホームカラーを自宅で染めた時にどうしても出来てしまう塗りムラ
この塗りムラは美容室でカラーをする時にデザインの幅を狭めます

自分でカラーをする時に一番塗りやすく更に一番気になる白髪を染める為にたくさん塗って
しまうのが顔まわりとトップの分け目
そして最も塗りにくくムラになりやすい所が後頭部と襟足付近
この「塗りやすい塗りにくい」で出来てしまったムラを美容室で直すには時間がかかります

例えば白い画用紙に明るいベージュの様な色をのせたとする
今回このベージュが自分で染めた白髪染めの色と例えます
そして塗りムラがある為、染まっていない所は『白い画用紙』のまま（白髪のままという意味）
更に全ての髪がまだ白髪ではない為、黒髪も所々に存在する状態
なので画用紙に所どころに黒をたす。
さぁ画用紙はどんな感じでしょうか
ベージュの色が大きくのっている画用紙に所どころに白と黒がランダムにある状態がイメージできます
これがホームカラーをしている髪の状態です

例えばこの３色がのっている画用紙を「キレイなピンク１色」にして欲しいと言われたら
皆さんは何色を使いますか？
キレイなピンクを画用紙にのせても
ベージュ＋ピンク＝濁った茶色
黒＋ピンク＝黒
白＋ピンク＝ピンク
なかなか画用紙は一色のピンクにはならないんです

でも唯一全部が一色になる色があります
それは『黒』です
または『濃い暗めの茶色』
この二つの色ならベタっと一色で上からのせても全ての色を上から潰してしまうので
キレイに染まります

このように長年ホームカラーをしている人は髪の状態がバラバラの為、美容室で
カラーをする際に色を選ぶ事が出来なくなります

ホームカラーのメリットは色々とありますがしっかりとデメリットも認識した上で
使うといいでしょう