日本人はクセ毛と直毛どちらが多い

「日本人の髪はストレートが多い」とよく言われますが、実際のところどうなのでしょうか？

統計的に見ると、日本人の約 70～80％ は直毛、約 20～30％ はクセ毛（うねり・縮れ・捻れなど）を持っているとされています。では、なぜこのような違いがあるのでしょうか？

🔹 直毛の人が多い理由
日本人の髪の多くは 断面がほぼ円形 で、太くてしっかりしているのが特徴です。また、キューティクルの層が厚いため、ツヤが出やすく、ストレートに見えます。

🔹 クセ毛の割合は20～30％
一方で、日本人にもクセ毛の人は一定数います。クセ毛には以下のような種類があります。

クセ毛の人は、髪の断面が楕円形や扁平なことが多く、湿気の影響を受けやすいため、広がったり、まとまりにくくなったりしやすい傾向があります。

実は、日本国内でも 西日本（特に沖縄や九州） ではクセ毛の割合がやや高いと言われています。これは、日本人のルーツである 縄文人と弥生人の遺伝的な影響 によるものです。

そのため、西日本ほどクセ毛が多く、東日本ほど直毛が多い という傾向が見られます。

「昔はストレートだったのに、最近髪がうねる…」と感じることはありませんか？
これは、年齢とともに 髪の水分バランスが変化すること や、 頭皮のたるみによる毛穴の変形 が影響しています。

✔ 日本人の約70～80％は直毛、20～30％はクセ毛
✔ 西日本ほどクセ毛が多く、東日本ほど直毛が多い傾向
✔ 加齢による変化で、クセ毛が増えることも！

「クセ毛が気になる…」という方は、髪の水分量を保つケアや、頭皮のマッサージを取り入れるのもおすすめです。自分の髪質を知り、上手に向き合っていきましょう。